コーチングとティーチングの違い

こんにちは。英語学習コーチのHirokoです。

コーチングとティーチングの違いはよく話題になり、当の本人も考えれば考えるほど深みにハマったりするのですが、でも両方を学び、実践していくうちに以前よりも言語化できるようになったかなぁ、と感じています。

コーチングとティーチングの特徴

コーチング:あなたの「気づき」を大切にします

「この1週間のがんばりはどうでしたか?」
「これからのがんばりを加速させるためにどんな工夫ができそうですか?」
「前回よりも発音が滑らかになっているように聞こえます」
「この表現を知っておくと、海外のホテルで困った時にも使えるかもしれません」

これはコーチングです。教わる側が目標達成に向けて進んでいくのを、様々なコーチングスキルを使ってサポートします。目の前の目標達成だけに目を向けるのではなく、その先の目的を意識しながら関わります。

コーチングは、クライアントさんが気づきを得ることを大切にしたアプローチです。だから上記のように、コーチは対話を通じてクライアントさんが自分自身の考えや感情に気づくことを促します。

コーチング:対等な関係性です

コーチングにおいては、コーチとクライアントさんは常に対等な関係性です。コーチは上司や指導者ではなく、相手の成長や目標達成をサポートする立場です。同じ目的地に向かって伴走します。途中で道を外れたり、息切れしてきた時には元のペースに戻れるように、お手伝いします。

ティーチング:あなたに「教えたいこと」があります

「過去形と現在完了形の違いを教えます」
「英検の英作文のコツを教えます」
「あなたの英語の疑問にお答えします」

これはティーチングです。教える側が教える内容を決めて教えます。

ティーチングは、教えることが中心のアプローチです。目標達成のために不可欠な知識・情報を提供します。提供するだけでなく、身につけてほしいから、演習・実践問題なども提供します。

ティーチング:どうしても先生と生徒の関係性になります

ティーチングでは、先生と生徒の関係性が生まれます。先生は読んで字の如く、「先に生きる」。ゴール地点で生徒が到達できるように引っ張るイメージです。

コーチングとティーチングのメリット・デメリット

コーチングのメリット:自走する力を身につけられる

コーチングでは、クライアントさんが「自分で気づく」ことを重視するため、コーチング期間を通して自走する力を促進することができます。ひとつの目標を達成した後は、その経験を通して今度は「自分で」がんばれるようになることを目指します。

ティーチングのメリット:すばやい知識・技術の習得

ティーチングは、知識や技術の伝達が中心であるため、すばやく身につけたいことがある時には効果を発揮します。もちろん、定着には復習など学ぶ側の努力は欠かせません。

コーチングのデメリット:スピード感が落ちる

コーチングは、相手自身が気づきを得ることを重視するため、スピード感が落ちる可能性があります。相手が自らの考えや解決策を見つけるまで時間がかかる場合があります。

ティーチングのデメリット:主体性が育ちにくい

ティーチングは、一方向の指導関係であるため、クライアントさんの主体性が育ちにくいというデメリットがあります。先生から与えられた知識や技術をただ受け身で受け取るだけの場合、そこから学習を継続させるのは容易なことではありません。もちろん、人それぞれですけれどね。

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実際には、コーチングスキルを持っているTeacherも、ティーチングスキルに長けたCoachもいます。そして、私自身もそうありたいと思っています。

この2つの相乗効果は一方的な教え込みスタイルを回避してくれるんですよね。

私の英語学習コーチングプログラムでは、ティーチング寄りになることもあります。だから「ちょっとした英語の質問を聞いてくれるコーチ」をお探しの方には、候補に入れていただけるとうれしいです(笑)

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