「もの」のあれこれ

11月の英語学習会開催報告です。

「旅行に持っていくものがたくさんある」
「机にものがあふれている」
「この店ではたくさんのものが売られている」

このようなことを英語で言いたい場合、みなさんはどのように言いますか?
以下のように単語を選ぶとしたら、どの単語を使いますか?

①I have a lot of (things / stuff / goods / items) to bring for traveling.

②There’s a lot of (things / stuff / goods / items) on the desk.

③A lot of (things / stuff / goods / items) are sold in this shop.



「『もの』のあれこれ」がテーマだった今回の学習会。普段から英語に親しんでいらっしゃる皆様と、それぞれが描いている言葉のイメージを共有することができました。

本来ならネイティブの講師を招いて生の声を聞くところでしたが、急遽お休みに😢本人も参加を楽しみにしていてくれただけに、とても残念でした。

さて、things / stuff / goods / items / products と、日本語で「もの・品・商品」と訳される語は多々あるわけですが、学習会を通してつかんだざっくりとしたイメージは以下の通りです。

things : 万能。目に見えないものに対してもOK。例)I have a lot of things to do.
stuff:集合体。個々に視点があるのではなく、目に見えているもの全体をひとかたまりと見ている。
items : stuffとは違い、個々に視点がある。
goods:ビジネスで用いられる。大量。ネイティブ講師曰く”I would never go shopping for goods.” とのこと。
products :製品、売られているもの。

というわけで、上記①~③の英文については、

①goods ではない。
②goods / items とは言えない。
③小さい店でいろいろな物が売られているのでgoodsとは言えない。

と、言えます。



では、goodsはどのように使われるかというと、

「その会社は日本からハローキティー商品を輸入した」

The company imported Hello Kitty (goods / products) from Japan.

こんな風にイメージとして同じ種類のものがいっぱいある時、そしてビジネスの場面において使われるようです。なお、products でもどちらでもOK🙆‍♀️
もちろん、これらの単語を使わない言い方もいろいろあると思います😊

でも、もし日本語から英語に変換しようとして迷った時には、上述のイメージをぜひ参考にしてみてくださいね。また、いつも”thing”ばかり使ってしまう、という方は、ぜひここで取り上げたような他の言い方にトライしてみてはいかがでしょうか?

12月は英語学習会をお休みします。

12月9日(水)お昼12時~は、Chat Timeを開催します(Zoom)。「英語学習2020」というテーマで、がんばってみたこと、がんばれなかったこと、効果のあった勉強法、イチ押しYouTubeチャンネルなどなど、この1年を振り返る形で情報交換出来たらいいな、と思っています😊

ご興味ある方、参加を希望される方は、お問い合わせページや公式LINEよりご連絡くださいね。
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