TCS 認定コーチになりました

トラストコーチングスクール認定コーチになりました

2021年5月にトラストコーチングスクールの認定コーチ資格を取得しました。

このTobira English learning clubを立ち上げることができたのも、今こうして英語学習コーチングプログラムを提供できるようになれたのも、私自身がTCS のコーチングプログラムを学び、それを自分の考え方や行動に活かしてこれたからだと思っています。

今日は、トラストコーチングスクールを受講した経緯や、なぜ今「認定コーチ」の資格を取得したいと思ったのか、ということについて書きます。

TCSとの出会い

私がトラストコーチングスクール(TCS)の一般講座と呼ばれるコーチングプログラムを最初に受講したのは2018年のことでした。

英語関連でご縁のあった、とても信頼のおける方が「TCS 認定コーチ」としてデビューしたことを知り、以前からコーチングというものに興味を持っていた私は、講座についてお話を聞かせてもらうことにしました。この時に私の頭の中にあった構想が「英語学習クラブの設立」そして「もう一度英語を教える仕事をすること」だったのです。漠然と考えてはいるものの、当時は転勤を控える身で、なかなか行動にうつすことができずにいました。また、大きなことを考えているわりには自分の進もうとしている道が本当に自分の進める道なのか、自信を十分に持てずにいたのです。

私の背景にあったもの

少々時を戻すと、私は2015年3月に、4年かけてやっとの思いで掴んだ「高校教諭」という肩書きを10年で自分で手放す決断をしました。その理由についてはまた別の機会としますが、この時期にタイトルに魅かれて手にとった『私という運命について』(白石一文著)の一節が心にズシンと入ってくると同時に、自分のあるべき姿を教えてくれた気がしました。その一節とは次のようなものでした。

選べなかった未来、選ばなかった未来はどこにもないのです。未来など何一つ決まってはいません。しかし、だからこそ、私たち女性にとって一つ一つの選択が運命なのです。(中略)

世界中の女性が一つ一つの決定的な運命に自らの身を委ね、この世界の全部を創り出していく。私たち女性はそのことに誇りと自信を持たなくてはなりません。

『私という運命について』雪の手紙 

この本のおかげで「この(退職という)決断を後悔しない人生を歩む」と固く決意し、それなりに前向きに過ごしてきました。そして生活が落ち着いてからは、英語教師として積み重ねてきたものを無駄にしたくない、とオンライン英会話を習慣にしたり、模試の採点業務に携わったりもしました。短期間ではありますが、運良く非常勤講師として再び教壇に立った時期もありました。

TCS一般講座を受講して

そんな経緯もあり、「コーチング」を学びその技術を身につけることは、自分の将来につながるのではないか、と強く思ったのです。実際にTCSの講座を受講した当時は「目から鱗」の話の連続に驚き、また自分の心と向き合う過程がちょっと苦しかったけれども、自分を見つめ直す良い時間が持てたと思いました。そして、心の持ちようを変換する術を身につけたように思いました。また、テキストに沿って「目標設定」をしてみましたが、この時掲げた目標が実は今、すべて叶っています。時期的に「え?!」と思われる方もいるかもしれませんが正直に書くと、「英検1級取得」「TOEIC900点取得」そして「英語クラブの運営者」がその時書いた目標でした。

英語講師・コーチとして感じたこと

それからしばらくの時が経ち、この英語学習クラブも少しずつ活動を開始し、オンラインで英語講師の仕事も始めたものの、せっかく学んだコーチングを活かしきれていない、と感じていました。そしてだんだんと「英語コーチ」という職業を耳にするようになり、これまたご縁でTCS 認定コーチの方が開講する英語コーチ養成講座なるものに出会いました。自分の可能性を広げるためにこの講座を受講し、晴れて「英語学習コーチ」も名乗ることになり、個別コーチングプログラムやレッスンを含む、現在のこの形が生まれたのです。

おかげさまで、これまで多くの方とご縁をいただき、英語学習の悩みについてお聞きしたりレッスンする機会がありました。そして感じたことが「目標達成に取り組む心を整える大切さ」でした。もはや英語は関係なく、いかに自分と向き合い、今の自分に必要なことを考え行動できるか、ということを意識できるかが、目標達成の可否に関わるのでは、と思うようになりました。

そこで「コーチング」そのものをお伝えする手段として「TCS 認定コーチ」の取得を考えるようになったのです。もちろん、すでに資格取得されている方をご紹介して、受講を薦めることもできます。でも、私が自分で必要とする人にコーチングを伝えたい、と思ったのです。

また、私の英語コーチ仲間にはTCS認定コーチの方が数多くいるのですが、揃ってみなさんの話は深く、印象的なのです。このことも私が認定コーチの仲間入りをしたいと感じた理由の1つです。「きっと認定コーチになったことで得られる学びは、私の仕事に活かせるはずだ」という確信を得ました。(現在私は、英語講師・英語学習コーチ・英語学習クラブ運営という3本柱でございます)

「今」が私のタイミングだった

とはいえ、私の場合、アドバンス講座を受講してから2年以上経ってしまっていたため、新たにアドバンス講座の再受講が必要でした。それでも、そうしてでも「認定コーチ」の資格が欲しかったのは、上述のような強い思いを抱いていたためです。

実は、過去には2度「認定コーチ」の資格取得を考えたことがありました。友人に相談し、メリットやデメリットを考え、結果的に2021年5月の取得になったのですが、振り返ってみると、以前取得を考えた時は、ベクトルが自分に向いていたと思います。自分の利益不利益は考えたものの、その資格を取得した先にいる生徒さんやクライアントさんのことはあまり考えられていませんでした。

それが今回は、「生徒さん・クライアントさん」「コーチングを必要としている人」のためにコーチングをお届けしたい、そのためには1冊のテキストにエッセンスが凝縮されているTCSの一般講座が最適だ、だから認定コーチの資格が必要なのだ、と心から思えているのです。(と、文字にすると胡散臭いけれど、ホントですよ)

結果が目に見えにくく、挫折しやすい英語学習とコーチングは相性が良いですし、英語学習もコーチングも自分の視野を広く深くしてくれるものだと考えています。それは、きっと毎日の生活をより楽しくすることにつながります。

なので最近、「英語学習とコーチングで毎日をより楽しくするお手伝い」というフレーズを使い始めました。これから英語関連のサービスに加えてTCSのコーチングプログラムもお届けできることにワクワクしています。講座の詳細については、こちらでご確認ください。

受講のお問い合わせについて

ご興味のある方は、こちらの公式LINEまたはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。ご希望の方には30分の無料オリエンを行います。気になることがあれば、ぜひそこでご質問くださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!